元任天堂社員、企業の実態を暴露「軍隊みたいで融通が利かない。今は金だけを追い求めている」
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元任天堂社員、企業の実態を暴露「軍隊みたいで融通が利かない。今は金だけを追い求めている」
http://yurukuyaru.com/archives/75958279.html
宮本茂氏が率いるチームで『スーパーマリオ64』や『スターフォックス』『1080°スノーボーディング』などの開発に携わった、イギリス出身の開発者ジャイルズ・ゴダード氏。
氏が海外サイトEurogamerのインタビューに応じ、任天堂の企業実態を暴露しています。
インタビュー記事より抜粋
・任天堂は軍隊とか学校にいるような社風でした。8時半に出社し、8時45分のベルを合図に始業。
すべて厳格に統制されていました。23時まで必死に働き退社、睡眠時間は数時間ほどでした
・『スターフォックス』の追い込み時期はアホほど働いていましたね。当時は”つけ込まれている”と思いましたが、
19歳の自分は目先のことばかりが気になり、宮本さんと働いているということが分かってなかったのです
・あれは工場です。スケジュールに追われ、何か大掛かりなことをしているという感覚は一切ありませんでした。
社内から「魔法が生まれる」という感じもありません。それは今も同じでしょう。
真っ白な職場はなんとも機能一点ばりで、融通のきかない労働環境なのです。そんな場所で創造的なゲームが生まれるのが驚きでなりません
・この社風は山内溥社長の後も変わっていません。ただ岩田さんは時間外労働には厳しかったのが良かったです。
彼もプログラマーだったので、長時間働いたところで良いゲームは作れないと考えたのでしょう
・ただ岩田さんが亡くなってから少し変わったのが、お金に非常にフォーカスしているということ。
任天堂はお金ではなくゲームに重きを置く、と岩田さんは言って譲りませんでしたが、
今はほぼすべてお金が経営方針の中核になっています。少し心配です