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国立感染症研究所「日本は中国からの第一波をいち早く防いだが、欧米系の第二波の流入を許した」

   

国立感染症研究所「日本は中国からの第一波をいち早く防いだが、欧米系の第二波の流入を許した」

1:ハギー(茸) [JP]:2020/04/28(火) 11:56:08 BE:271912485-2BP


新型コロナウイルスSARS-CoV-2のゲノム分子疫学調査
2020年4月27日

国立感染症研究所病原体ゲノム解析研究センター
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SARS-CoV-2のゲノム上にランダムに発生する変異箇所の足跡をトレースすることにより、感染リンクの過去を遡り積極的疫学調査を支援している。
中国発の第1波においては地域固有の感染クラスターが乱立して発生し、“中国、湖北省、武漢” をキーワードに蓋然性の高い感染者を特定し、濃厚接触者をいち早く探知して抑え込むことができたと推測される。
しかしながら、緻密な疫学調査により収束へと導くことができていた矢先、3月中旬から全国各地で “感染リンク不明” の孤発例が同時多発で検出されはじめた。
このSARS-CoV-2 ハプロタイプ・ネットワーク図が示すように、渡航自粛が始まる3月中旬までに海外からの帰国者経由(海外旅行者、海外在留邦人)で “第2波” の流入を許し、数週間のうちに全国各地へ伝播して “渡航歴なし・リンク不明” の患者・無症状病原体保有者が増加したと推測される。
この海外旅行者を契機とした同時多発と3月中旬以降の行動制限への理解が不十分だったことを鑑みても、由来元が不明な新型コロナウイルスが密かに国内を侵食し、現在の感染拡大へ繋がったと考えられる。
本取り組みのように、ゲノム情報は配列指紋として利活用され、積極的疫学調査を科学的に支援することで総合的な公衆衛生対策の底上げを担っている。先進各国でも患者検体から新型コロナウイルスの全ゲノム解読を推進し、感染伝播の追跡と収束に役立てようとしている。
現状、収束の見込みはあっても終息までにはさらなる研究開発が必須であり、時間を要すると思われる。第3、第4の波が来ることは必然であり、今後、クラスター発生を最小限に留めるためにも迅速な情報公開と効果的な感染症対策の構築を図っていく。

画像

https://www.niid.go.jp/niid/ja/basic-science/467-genome/9586-genome-2020-1.html

5:メロン熊(栃木県) [FR]:2020/04/28(火) 11:57:25


テドロスが悪い

8:モノちゃん(大阪府) [US]:2020/04/28(火) 11:57:49


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